最近ではメディアなどでもよく聞くのでご存知の方もいらっしゃると思いますが自律神経とは交感神経と副交感神経の事を言います。

私の考えでは、治癒能力＝自律神経と言ってもいいです。

筋や関節の痛み以外に頭痛、生理痛、歯痛、内臓痛など痛みが有る時は交感神経が優位になっている状態です。逆に楽しい事をしていたり睡眠時などリラックスをしていて痛みが無い時は副交感神経が優位になっている状態です。

この観点から言うと休んでいる時にしっかりと脳が副交感神経に切り替える事が出来れば辛い痛みなどは自然と脳が消していってくれます。体に痛みが無い健康な人はこの交感神経と副交感神経の切り替えが凄く上手な人です。

それでは肩こりや腰痛など筋が腫れていたり硬くなっているのはどうやって治癒していくかと言うと、それは脳からでるホルモンや体の中の酵素が筋を治癒していってくれます。自律神経はそういったホルモンや酵素の働きを促すうえでも正常に機能しなくてはならないすごく重要なものです。というように自律神経が正常に働くと治癒能力が上がるというのが分かります。

自律神経の調整とは整骨院などの施術以外でも、運動やショッピングをしたり美味しい物を食べたり楽しい事をしていても良くなったりもします。

自律神経の調整が出来れば、頭痛　生理痛　生理不順　めまい　体のだるみ　不眠症　痺れ　パニック症候群　などの症状が改善すると思います。

当院の施術は、肩や腰など痛みがある患部のマッサージとふくらはぎのマッサージを同時にする事で色々な症状を治していきます。

皆様の中にエステやマッサージなどでふくらはぎを施術してもらった後、全身が軽くなったという経験をした事はありませんか？ それはふくらはぎには自律神経を調整してくれるツボが沢山あるからです。

ふくらはぎのツボを痛くない適度の力で指圧してあげると、その刺激が脳に伝わり自律神経に作用して脳がリラックスした状態になります。 そうすると副交感神経が優位になり身体を回復してくれるホルモンが脳から分泌されます。 ホルモンが分泌される事により硬くなっていたり、腫れている筋がだんだんと治っていき健康な元の状態に治っていきます。 ホルモンの分泌が促進されるという事は筋などの体の外側の状態だけではなく同時に内側の内臓の状態も良くなっていきます。